骨折・脱臼の症状・原因によくある症状
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転倒し、
手をついた際に
肩の関節が
外れた -
野球のボールを
手に受けた際、
指の骨が折れた -
運動時に
勢いよく転倒し
肩を脱臼した -
転倒した際に
手首付近が
変形し腫れた
骨折・脱臼について知っておきましょう!
骨折・脱臼は強い外力が身体に加わることによって発生します。
ラグビーやサッカーなどのコンタクトスポーツはもちろん、
高いところから落ちてしまったり、
転倒してしまったりなど日常生活でも起こる可能性は十分にあります。
本記事では「骨折・脱臼」をテーマに、
「状態・症状」と「処置法」についてまとめています。
スポーツをしている方も、そうでない方もぜひご一読いただき
「骨折・脱臼」がどういうものか知っておきましょう。
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骨折・脱臼とは?どんな症状が出るの?
「骨折」「脱臼」は激しい接触や転倒の多いスポーツはもちろん、転落、転倒などの激しい外力を受けることで、日常生活でも起こる可能性があります。
こちらでは骨折、脱臼の状態と症状について詳しくみていきましょう。
【骨折とは?】
骨折とは骨が折れている状態のことをいいます。
骨が完全に折れているものはもちろん「ヒビが入っている」「一部が欠けている」ことも骨折です。
ちなみに粉々に折れているものは「複雑骨折」と言うことが多くありますが、正式名称は「粉砕骨折」と言います。
骨が折れることは一回の強い外力での場合もありますし、繰り返しの外力が加わることによって発生する場合(疲労骨折)もあります。
【骨折の症状】
・内出血、腫脹(腫れ)
負傷時の強い外力や、折れた骨によって周りの血管は損傷し、内出血、腫脹が出現します。
骨自体にも血管がたくさん走っていますので、骨折時の出血量は非常に多くなっております。
・限局性の圧痛
折れている箇所に限局した強い圧痛(押した時の痛み)がみられます。
・変形
完全に折れて骨が大きく転位している場合、見た目の変形がみられます。
折れた骨同士がぶつかり合うことによって起こる「軋轢音」も骨折の特徴です。
※軋轢音は音というより手で触知できる「クズグズとした感触」になります。
【骨折しやすい部位】
主に指、鎖骨、肋骨、尾骨、鼻骨など身体の出っ張っている部分が骨折しやすくなっています。
【脱臼とは?】
脱臼は「関節が外れた状態」のことをいいます。
完全に外れた「完全脱臼」と一部分が外れた「不完全脱臼(亜脱臼)」の2種類に分けられます。
【脱臼の症状】
・内出血、腫脹(腫れ)
関節が元あった場所から逸脱しますので周りの血管を損傷し、内出血と腫脹が出現します。
・関節の変形
脱臼すると関節が変形します。
変形している関節を押して動かしても、また元の位置に戻る「弾発性固定」も脱臼の特徴となります。
【脱臼しやすい部位】
脱臼といえば肩関節が一番多いですが、顎や肘、肩鎖関節の脱臼もよくみられます。
骨折・脱臼が疑われる場合はどう処置をすればよい?
スポーツや日常生活で激しい外力を受け、「強い痛み」と「関節の変形」がみられる骨折・脱臼。
もし骨折・脱臼が疑われる場合は、どのような処置をしていけば良いのでしょうか?
【応急処置の基本”RICE”】
骨折、脱臼に関わらず急性のケガの応急処置には「RICE処置」が重要となります。
・Rest(安静)
損傷がそれ以上広がらないように患部を固定して、無理に動かさないよう安静にします。
・Icing(冷却)
内出血、腫脹が広がらないように患部を冷却します。氷を使って冷やしましょう。
・Compression(圧迫)
内出血、腫脹が広がらないように包帯、バンテージなどを使って患部を圧迫します。
・Elevation(挙上)
内出血、腫脹がたまらないように、患部を心臓より高い位置に挙上します。
<最近の主流はPOLICE処置?>
以前は「安静が第一」と考えられていましたが、近年では「患部を保護しながら適度に負荷をかける」POLICE処置の考えが主流になりつつあります。
安静にしすぎて関節や筋肉をあまり動かさないと、徐々に患部がむくみ血流も悪くなってきます。
そうすると、損傷した組織に必要な栄養素が血流によって運ばれなくなってしまいます。
安静にしすぎるより、無理のない程度に負荷をかけた方が回復が早くなるのです。
<POLICE処置のPとO>
・Protection(保護)
シーネやギプスを使って患部を保護する。
・Optimal Loading(最適な負荷)
患部に最適な負荷をかける。
【専門家に整復してもらう】
上記のRICE処置はあくまで応急処置です。
骨折、脱臼が疑われる場合は接骨院や整形外科に行き、速やかに整復(関節や骨を正しい位置に戻す)してもらいましょう。
負傷してから時間が経つほど整復が難しくなり痛みも増してきます。
「様子をみて明日でいいや」と後回しにせず、早めに専門家に相談することをオススメします。
【日常生活でできる脱臼の対策方法】
肩関節の脱臼は一度起こすと繰り返しやすくなります。
関節が外れる際の衝撃で、関節の受け皿部分が損傷されてしまうことや、関節を支える靭帯もゆるくなってしまうからです。
肩関節の外旋(外側に捻る)、伸展(腕を後ろに伸ばす)は肩関節が外れやすい動作になりますので、日常ではなるべく避けるようにしましょう。
スポーツや仕事で肩を大きく動かさないといけない場合は、テーピングで固定しましょう。
また、スポーツ動作など、どうしても支障が出る場合は専門家に一度相談してみるのが良いでしょう。
千丸台接骨院【骨折・脱臼】アプローチ法
当院では、ケガの程度や状態に合わせて包帯固定やテーピングを用いて施術しております。
損傷した筋肉や腱に対しては、鎮痛効果の高いハイボルテージによる電圧施術を行います。
骨折のように骨まで達するケガの場合は、微弱電流・超音波・酸素カプセルなどを使い分けながら痛みや症状の改善を促し、施術期間を短く抑えられるようにします。
施術期間中はなるべく日常生活に支障がでないような処置を心掛けております
ギプスでガッチリ固定するというような事はしておりません、ご安心ください。
また、酸素カプセルについてはご利用が不向きな方もいますので、ご利用できるかどうか伺いながらお使いいただいております。
著者 Writer
- 院長:羽柴豪孝
- ●生年月日:昭和50年7月27日
●保有資格:柔道整復師・スポーツトレーナー
●得意な施術:ぎっくり腰・慢性腰痛
●ご来院される方へ一言:長引く慢性的な痛みは『神経系』の症状の可能性が高いです。
整形外科に行ったけど改善しなかった、他の整骨院や整体に行ったけどダメだった・・・そんな方はぜひ当院の【神経系からの治療】を試してみてください。
今までにない神経系からのアプローチで、その痛みを消してみてはいかがでしょうか。
●施術へのこだわり:関節の可動域を増やしていく上で肝心なのは筋肉ではなく『神経』です。
筋・骨格系からの施術だけでなく、神経系からもアプローチすることで最短最速で痛みを取ることを目指します。
【経歴】
相模原市内にある接骨院にて11年半勤務後、2006年5月8日開院